『パスカルの原理』

『マスターシリンダーとブレーキキャリパーの関係』

下記の『パスカルの原理』を理解するとブレーキも面白くなる!
マスターシリンダーの大きさと、キャリパーのピストンの表面積の比率により、『ドッカンブレーキ』になってしまうか! 
『コントローラブルなブレーキ』になるかが決定づけられてしまいます、そこに『パット』や『ローター』の特製も加わりますので奥が深いですね。

因みに私はRブレーキのマスターを「ZEP400用」の1/2サイズ(ZEP750は5/8)にサイズダウンさせてます!
かなりタッチも良くなり効くようになりました。

 左が5/8、右が1/2。

パスカルの原理

ピストンの面積を変えると増力するのにつかうことができる。

パスカルの原理(-のげんり、Pascal's principle)とは、一定の容器内部に非圧縮性流体を満たしてある面に圧力をかけたとき、重力の影響が無ければ、つまり液面から同じ深さの地点同士ならばそれらの点には等しい圧力が加わるという原理。

たとえば、上図のようなU字型の管を用意して水を注ぐと2つの水面ができる。一方の水面に押し下げるように圧力を加えると、もう一方の水面にも同等の圧力が加わる。この例では水面を固定していないので、圧力にしたがって水面が押し上げられる。

均等な圧力がかかることを応用して、小さな力を増幅する装置を作ることができる。上図の装置で、左側の広い水面の面積は右側の水面の2倍であるとする。右側のピストンに大きさNの力を加えると、水面に圧力Pが及ぼされるとする。パスカルの原理に従い、圧力は液体全体に均等にかかるので、左側の水面にも圧力Pがかかる。ただし、左側の水面は2倍の広さなので、ピストンが受ける力(圧力×面積)も2倍で2Nとなる。つまり右側のピストンに加えた力を2倍に増幅できたことになる。

応用例